基本情報

2010年度組織図

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所   信

社団法人 新庄青年会議所
2010年度 第46代理事長 佐藤 孔一

はじめに
2009年、(社)新庄青年会議所は45年という歴史を刻むことができました。
これもひとえに先輩方の弛まぬ努力と多くの皆様方から頂いた、温かいご支援の賜物であると思います。そして改めて、45年の長きにわたり地域に密着した活動を展開されてきた多くのOB諸先輩に尊敬の念を抱くと共に、我々が今、このように活動できる礎を作って頂いたことに感謝申し上げます。
さて、設立以来同じ志を持つ青年が「明るい豊かな社会」を創るため、その時代、時代に合った運動を展開してきました。45年経った今、明るい豊かな社会を創造しながらも「市民意識変革」へと運動展開が変わりつつあります。
では、「市民意識変革」とは何か。それは私たち市民一人ひとりがこの地域に生まれてよかった、住んでいてよかったという誇りを感じ、地域の特色を生かしたまちづくりをみんなで行っていくことだと考えます。そのためにメンバーは己を律し、率先して行動する姿を見せることが大事ではないのでしょうか。礼に従う精神すなわち「克己復礼」(こっきふくれい)を持って地域の人達とふれあい、その中から生まれるかけがえのない「笑顔」と「感謝」がこの地域をより良いものにしていくと確信します。

〈 開物成務(かいぶつせいむ) 〉
~新たな魅力を創造し、すばらしい事業を成し遂げる~
さて、私たちの活動エリアである新庄市、金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、戸沢村の8市町村は未来を見据えて合併協議を進めてまいりましたが、最終的にはそれぞれが自立したまちづくりを進めることとなりました。ここ数年に渡り合併推進を掲げ、事業を展開してきた新庄JCとしては、残念な結果となった訳ですが、しかしながら、我々はもがみ広域を活動拠点としている団体です。「もがみは一つ」との志は今でも変わりません。よって、本年は「新たなもがみの創造」としてこの地域がどうあるべきかを真剣に考え行動し、発信していくことと考えます。
8市町村それぞれの素晴らしい伝統や文化を尊重し、住民主体のまちづくりを創造していくためには、この地域で活動する様々な団体、個人、そして行政と手を取り合ってこれからのまちを創造していくことが新庄JCの役割だと考えます。そして、メンバー一人ひとりがそれぞれの地域の活動に積極的に関わることが大切です。
その繋がりが郷土愛を育み、もがみ広域から集まっている新庄JCだからこそ出来る繋がりを生かして、この地域に生まれてよかった、住んでよかったと思えるまちにしていけると考えます。
また、地球温暖化の問題は、この日本だけに限らず、地球全体の深刻な問題です。4年前より展開しております「キャンドルナイト」も徐々に市民の方より認知して頂き、参加者も年々増加の傾向にあります。未来の子供たちにより良い環境を残す為にも、この機会を利用して地球温暖化防止の必要性を深く理解して頂ければと思います。
「まちづくり」事業に関しては、直ぐに結果の出るものではないと思っております。だからこそ、私たち新庄JCが実践して行きましょう。私たちが気付き行動を起こすことにより、必ず大きな波紋を呼ぶのです。
最後に、まちづくりには、「知恵」・「地恵」・「治恵」と3つの「ちえ」が必要なのだそうです。これは、まちづくり事業にてご講演を頂いた講師の言葉です。1つ目は頭の「知恵」です。知識のことです。2つ目は「地恵」、地域の恵みです。地域の価値を百万倍にもするために、地域の恵みを活かすことが必要です。最後の「ちえ」は、政治の治「治恵」、行政からもいろいろな「ちえ」をお借りすることが出来ればすばらしい事業を展開出来るでしょう。と、この3つの「ちえ」を活かし、もがみ地域の未来を輝かしいものにするのです。誇りを持って「こういうことをしてきた」「こういうまちづくりをしてきた」と言えるまちづくりに向かって、邁進していきましょう。

〈 率先垂範(そっせんすいはん) 〉
~大人が進んで手本を示す、模範を見せる~
近年、携帯電話やパソコンの普及を始め、子供たちを取り巻く生活環境は著しく変化してきており、その影響で今まででは考えることが出来ないような様々な事件や犯罪が起こり、連日のように報道されております。今の子供たちは、自分たちを主張する場所や一緒に行動する機会が極めて少なくなっています。我々が子供の頃は、地域社会の中で大人や様々な年齢の友人との交流を通し、多くの経験を積み重ねることが出来ました。また、家庭、学校、地域にそれぞれ模範となる大人がいて私たちを育ててくれていました。今、家庭、そして子供を持ち責任世代になった私たちは、はたしてその模範となる大人であるでしょうか。大人の背中を見て憧れや偉大さを感じなければ、子供たちは夢や希望を持つことが出来ないと思います。
子供は地域にとって、未来を築く上での宝であります。しかし、過剰なまでに保護すべきもの、監視するものではありません。子供の主体性が失われることなく伸びやかに育つ環境を醸成していかなければならないのです。その為には、スポーツ、芸術文化を通して子供たちの健全な心の育成を行い、将来の夢や目的を持てるきっかけとなりうる場を提供する必要があります。スポーツや芸術文化を通して、様々な経験や学びは人間形成の途中段階にある子供たちとって貴重な経験になります。そこで味わう喜びや新たな発見は、言葉では伝えきれない体験したものにしか分からないものです。
是非、一人でも多くの子供たちに事業から得られる感動を体感させ、素晴らしい青年へと開花させる種まきを行い、私たちの世代が持つ「新しい感性」で子供たちの持つ「豊かな感性」の芽を育んでいけたらと思います。そしていつか子供たちが成長したときに、私たちと同じ気持ちになっていてくれること切に希望します。

〈 盤根錯節(ばんこんさくせつ) 〉
~人間は困難に出会って初めてその人の力量、価値がわかる~
私の中では、やる気のあるメンバーが多ければ多いほど、活動は大きくなり、より効果的な成果も生まれ、与える波紋も大きく市民に届くのではないかと思います。
しかし、JCの特徴として「40歳で卒業」というものがあり、これは組織の進化にとっては大変有効な条件でありますが、新たな会員が入会しなければ組織は確実に消滅してしまいます。会員拡大は、活動の方向性の議論よりも優先されるべき組織の存続に関わる死活問題なのです。2009年度は、日本青年会議所の45,000人必達プロジェクトの下、目標の数の新入会員を迎え入れることができました。2010年度も「会員の更なる拡大」という目標を堅持し、役職に拘ることなく、全メンバーが一丸となって会員拡大に真剣に取り組んでいく必要があります。
また、会員拡大を行うに当たり、「魅力ある団体」であることも必要不可欠です。我々が地域にとって必要な組織であれば、志を共有し仲間になってくれる人は沢山存在すると確信しております。それには、メンバー一人ひとりが高い志と感謝の気持ちを持ち、明確な目的意識を持って事業に参画しなければなりません。「JCに入会したからこそ多くの素晴らしい仲間ができ、また困難に打ち勝つ強い精神を養うことが出来た」、「JCに入会したからこそ自分自身の資質を向上することが出来た」、と胸を張って言える組織にしていかなければならないのです。貴重な時間とお金を費やして活動しているのですから、自分を支えてくれている全ての人に「感謝」の気持ちを持ち、自らの資質を高めると同時に地域へ、会社へ、家族へと自らの行動で還元していく責務があるのです。ここまでして、初めて「魅力ある団体」が構築できるのではないでしょうか。人は、そこに魅力を感じて興味を持てば自ずと寄って来ます。
自分がJC入会への機会を与えて頂いた事への感謝の気持ちは、新たなメンバーに同様な機会を提供することで表現すべきです。自らのJC活動の体験と経験を誇りに持ち、心に響くストレートな言葉でこれから出会うであろう人々に語り伝えて行きましょう。

〈捷足先斗(しょうそくせんと)〉
~足捷くして先に登るまた、早くに行動を起こし、後者の礎を築く~
新庄JCが「明るい豊かな社会」に向け事業を展開していくためには、全てのメンバーを全力でサポートして行く必要があります。多くを学び、それをLOMに持ち帰って来るような出向者の支援を心がけ、JCのスケールメリットを肌で感じて貰う為に、各種大会への参加・協力を積極的に行って参ります。また、資料の作成は正確に行い総会、理事会は基本に忠実な運営を心がけます。LOMを円滑に運営する為には、常に先を歩きそして後者の礎を築くことが使命なのです。それが決して日が当たらず、地味な仕事でもです。
また、ホームページは私たちの活動を外部の方々に知って頂くため、迅速な更新をし、情報を発信して行きます。ホームページによる情報発信をすることで、広報活動を展開しより多くの市民の皆様に私たちが開催する事業を知って頂き、参加・参画へと繋げていきます。そうすることにより、日本、東北、最上地域の情報がこの新庄JCに集まってくるのではないのでしょうか。「情報は発信する人に集まってくる」のです。

結びに
45年間、私たちのOB諸先輩は、「明るい豊かな社会」を実現しようという強い使命感を持ち、運動を展開して参りました。その運動はまさに公益性のある素晴らしいものでした。私自身、2007年、09年と日本出向をさせて頂き、全国の「志を同じうする」メンバーと交流する中で、所属するLOM事業の話を聞く機会がありました。昨今、公益法人制度改革などが問われていますが、すでに、多くのLOMにて「公の利益になる、ためになる」公益性の事業が展開されており、特にOB諸先輩より受け継いだ継続事業の多くはまさに、「公益性」溢れるものでした。
よって、JC創始の精神に立ち返れば私たちは公益社団法人として運動展開を進めていくのが自然だと考えます。「世のため人のため」という言葉が歯がゆく感じられる今の時代ですが、今一度足元を見つめ地域のために何が出来るかを考えながら行動して行こうではありませんか。メンバー一人ひとりの声は小さくとも、志が一つになれば、想像を絶する力になります。歩みが遅くとも確実に前進すれば、必ず成果はひろがっていくはずです。JAYCEEならきっと出来ます。皆さんと共に頑張って参りましょう。
すべては、次世代を担う子供たちの「笑顔」のために。

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