公益社団法人新庄青年会議所 地域デザイン委員会

事業計画

 

 

  近年、山形県内では自然災害が多発しており、新庄もがみ地域においても新庄盆地断層帯が及ぼす地震の発生や、気候変動が起因する豪雨による浸水被害などが危惧されています。住民の生命を守り、安心して生活できる新庄もがみ地域の実現へ向けた防災意識の向上や、自然災害が発生した場合の対策の推進など、関係諸団体と連携してポストコロナ時代における感染症予防対策を取り入れた、新しいかたちの防災に注力する必要があります。

 まずは、1月の新年会事業では、新体制への信頼を獲得するために、徹底した感染症予防対策を行い、細部まで配慮の行き届いた会場を設え、関係諸団体との結束力を高めます。そして、2月の第51回新庄雪まつりでは、来場者に安心して楽しんで頂くために、新生活様式に適用した安全かつインパクトのある会場設営を行い、雪に親しむ心と郷土愛を育みます。さらに、会員拡大では、新たな知識や行動力を身につける成長の機会を提供するために、積極的なリストアップと声がけを行い、郷土を想い文化を継承した青年たちが、新庄もがみ地域を明るい豊かな社会へと導きます。また、5月例会では、災害に強い新

庄もがみ地域を実現するために、気候変動と災害の関連性や対処法を、より多くの方とともに体験を通し学ぶことで、安心して暮らせるまちへ発展致します。そして、12月の卒業式では、卒業生の熱い想いを継承するために、功績を称え活動を振り返り、活躍を再認識することで、私たちが未来の架け橋を担います。さらに、発災時に迅速かつ的確な対応を行うために、関係諸団体と連携体制を確立し、地域住民から信頼を頂ける団体となります。

 新庄もがみ地域の住民の防災意識や気候変動の知識が得られ、自助、共助、公助の連携の輪が広がった私たちは、住民や関係諸団体と交流がさらに深まり、一人ひとりがまちづくりの当事者意識をもつ、レジリエントかつ環境に優しい魅力的な地域社会を実現致します